EXIT114

地下プロレス『EXIT-114 IRON』
2012年8月19日(日)開始:14:30
会場:東京・神田「BULL DOG CAFE」

<第1試合>
○小笠原和彦(KO)●山本SAN ※胴回転廻し蹴り

<第2試合>
○SEIYA(TKO)●JOM ※マウントパンチ連打

<第3試合>
○戸田秀雄(フロントネックロック)●326

<メインイベント>
○三州ツバ吉、竹嶋健史
三州(17分03秒 逆片エビ固め)真殺鬼
●冨宅飛駆、真殺鬼

“真夏の鉄人”三州ツバ吉、地下初上陸の街・神田で完全燃焼! 8・19 地下プロレス『EXIT-114 IRON』

8月19日に、地下プロレス『EXIT-114 IRON』が開催された。
今回の戦場に選ばれた地は、江戸前の由緒正しき街・神田。地下初上陸の街となる神田は「BULL DOG CAFE」にて、立錐の余地もない超満員の中、灼けつく残暑をさらに燃えたぎらせる熱戦が繰り広げられた。

【第1試合】
“足技の魔術師”小笠原和彦 vs. “蹴撃メタル”山本SAN

初開催BULL DOG CAFEの記念すべき第1試合に選ばれたのが、“先生”小笠原和彦。齢50を超えてなお肉体改造に余念ない小笠原の上半身は、今まで以上に厚みを増している。さらにこの真夏を経て赤銅色に日焼けし、精悍さもさらに際立っているようだ。
重量級ストライカー・山本SANも大物喰いを狙いスタンド・グラウンド両面で果敢に攻めるが、小笠原はグラウンドの展開ではえげつない顔面蹴りで窮地を脱し、スタンドでは変幻自在の蹴りで山本をたちまち追いつめる。最後は鮮やかな廻し蹴りを決め、KOで快勝。小笠原の絶好調が際立つ試合だった。

【第2試合】
“人生レッドカード”JOM vs. “暗闇ボクサー”SEIYA

第1試合に続き、ストライカー同士の対決。前戦で阿吽王座に挑戦したJOMと、初参戦のSEIYAが、3m四方のリングの中で目まぐるしく、そして激しくシバき合い、超満員の客席は俄然ヒートアップする。激しい攻防戦が続いたが、頑健な肉体を誇るSEIYAがマウントを奪った途端、猛然とパンチで畳みかけ、力ずくで地下初参戦・初勝利を奪い取った。

【第3試合】
“湘南の種馬”戸田秀雄 vs “執念カラテ”326

圧倒的な体格差のある戸田相手に、326がどう食い下がるか注目される対決。序盤から案の定、戸田のパワーが小柄な326を圧する展開が続いたが、326は戸田のヒザにローキック連打、そして鋭い浴びせ蹴りで対抗。さらにマウントを奪い取りパンチで畳みかけ、金星の予感に超満員の場内が大きくどよめく。しかし326の全身をがっちりと組み止めた戸田は、そのままマットに326を強引に叩きつけ形勢逆転。そして上半身を丸ごと引っこ抜くようなネックロックが極まり万事休す。しかしながら326の“執念カラテ”も記憶に残る好試合だった。

【メインイベント】
“銀座の鉄人”三州ツバ吉 & “タックル将校”竹嶋健史
vs.
“エスパーパンクラシスト”冨宅飛駆 & “蹴撃羅刹”真殺鬼

冨宅が6月の六本木開催試合以来、2度目の地下参戦。対戦相手の三州&竹嶋は、この伝説のパンクラシスト相手に地下戦士としての爪跡を残そうと、試合前から闘気に満ち満ちていた。
竹嶋は得意のレスリングで真っ向勝負を挑むが、冨宅は軽やかに切り返し、そしてガッチリ力強く竹嶋の関節を極め返す。三州も冨宅と向かい合った瞬間、対決そのものを楽しむように「ニヤリ」と笑ってみせたが、冨宅のテクニックには苦しめられた。やはり“秒殺伝説”を築いてきた男のハイブリッド・レスリングは、斬れ味が断然違うのだ
地下の住人として定着しつつある真殺鬼も意気込み充分で、蹴りの連打で三州たちを観客席まで吹っ飛ばし、試合はメインにふさわしいヒートを見せる。しかし試合を決めたのは真夏の絶好調男・三州。蹴りの連打から、ほぼ垂直に極めるエグいハーフボストンで真殺鬼から勝利を奪い、見事に神田初開催の地下プロレスを締めくくった。

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