EXIT93

地下プロレス『EXIT-93 WANABEE3』
2011年10月23日(日)開始:16:00
会場:東京・高田馬場「ALAISE」

<第1試合 WALABEE TV選手権試合>
○[王者]怨霊
(12分48秒 足4の字固め)
●[挑戦者]ばってん多摩川
※第2代王者・怨霊が防衛に成功。

<第2試合>
○スモー・キク
(6分26秒 TKO)※ボディプレス
●ミクロ 

<メインイベント>
“リバプールの貴公子”KENDO KE ITA、○“オリエンタル・ミステリー”THE KABUKI
(13分35秒 十八番固め)
●“人間狂気”紅闘志也、“カナディアン・タイガー”ブラック・トムキャット

※試合はすべて時間無制限一本勝負。KO、ギブアップのみで決着。


無謀な挑戦づくしの一夜に、メインで波乱…THE KABUKIが地下世界王者・紅闘志也を撃破! 10・23 地下プロレス『EXIT-93 WANABEE3』

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 10月23日に、東京・高田馬場「ALAISE」にて、地下プロレス『EXIT-93 WANABEE3』が開催された。
 毎回刺激的なカードが組まれることで定評のある、高田馬場「ALAISE」の『WANABEE」シリーズであるが、今回は怨霊の保持するWALABEE TVのベルトにばってん多摩川が挑戦、“地下横綱”スモー・キク(梅沢菊次郎)に142cm、45kgの“手榴弾娘”ミクロが規格外の体格差・性別差を乗り越えて挑む超無謀対決と、次々と超異次元対決が組まれ観客を魅了したが、メインのタッグ戦で、ザ・グレート・カブキの息子THE KABUKIが地下世界王者・紅闘志也を破る波乱で幕を閉じた。

【第1試合 WALABEE TV選手権試合】
[王者]“霊界の貴公子”怨霊
vs
[挑戦者]“アメリカン×アメリカン”ばってん多摩川

 怨霊のWALABEE TVに挑戦するのは、異能のコミカルファイター・ばってん多摩川。この“霊界の貴公子”との異次元対決、まったく試合展開が読めなかったが、フタを開けるとじっくりとした正調レスリングの攻防。異質な空気感を放つ両者が、試合が進むにつれ、気づけば地下の風景に馴染んでいた。試合は怨霊が低空のフランケンシュタイナー、ブレーンバスターと畳みかけ、足4の字で貫禄の完勝を見せて防衛に成功した。

【第2試合】
“地下横綱”スモー・キク vs “手榴弾娘”ミクロ

 地下横綱と、女子選手においても際だって小柄なミクロの超異次元対決は、その体重差、実に約70kg! 3倍近い体重差の対決など、大相撲でもあり得ない話である。
 地下初登場でとてつもない踏み絵を突きつけられる形となったミクロだが、それでも臆せずに玉砕覚悟でスモー・キクに立ち向かっていく。小気味よいエルボー連発、そして渾身のドロップキックでキクを鎖の外まで弾き飛ばし、腕ひしぎで横綱からの大金星を狙う。しかしキクはミクロの技すべてを受け止め、満を持してのボディプレス一閃! 3倍近い体重差の巨体に空を飛ばれては、さすがの手榴弾娘もタマらない。完全無欠のKOで地下横綱が、正真正銘の横綱相撲を見せつけた。

【メインイベント】
“人間狂気”紅闘志也 & “カナディアン・タイガー”ブラック・トムキャット
vs
“リバプールの貴公子”KENDO KE ITA & “オリエンタル・ミステリー”THE KABUKI

 “無謀な挑戦”が相次いだ『WANABEE3』のメインは、異能の強者が集う豪華タッグ戦。9・18代々木公園ネパールフェス決戦でも結成されたKABUKIとKENDOのオリエンタルタッグの佇まいは、実にミステリアスで魅力的だ。
 今やすっかり我が物顔で地下マットを闊歩するKABUKIの闘いぶりは、さらに自信と貫禄を携えたよう。自身のバックボーンを誇るかのように、日本、アメリカ、そしてタイの国旗を袴に縫い付けたKABUKIは、紅相手にも臆することなく正面から打撃で立ち向かい、紅のボディにミドルキックをめり込ます。
 これにKENDOの地下随一のレスリングテクニックと予測不可能の飛び技の波状攻撃が加われば、もはや鬼に金棒。紅もいつもの“人間狂気”ラッシュにブレーンバスター(!)まで繰り出して食い下がるも、KENDOのサマーソルトドロップから、KABUKIのアッパーカット→トラースキックの必殺の連携を喰らってしまい、ダメージは深刻。紅を必殺コンボで追い込んでのオリジナルホールド・十八番固め(おはこがため)がガッチリ極まり、レフェリー・小笠原和彦はたまらず試合終了を宣告。地下デビュー間もないKABUKIが、タッグながら地下絶対王者の紅闘志也を撃破したのだ!
 タッグ戦で王者を撃破となれば、いよいよ地下世界王座を懸けてのシングル戦も間近か…!? 地下マットが、2011年の大詰めを控えて、まずます混迷を深めてきた。

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